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バッサムフェローズ

建築家/デザイナーのクレイグ・バッサムと、ブランドストラテジスト/クリエイティブ・ディレクターのスコット・フェローズの2人が組んで2003年に立ち上げたユニット、バッサムフェローズ。それぞれ独自に成功を築いて来た2人の「真のクラフトマンシップと美を現代のリビングに取り戻す」という共通のヴィジョンは、たちまち注目を集めました。

バッサムはこう語っています。「時代を超えた普遍性とモダンクラシックの細部へのこだわりを現代のデザインに組み入れ、確かな素材、しっかりした構造、美しさ、そして機能性と融合させたかったのです」。フェローズはつけ加えます。「すべては、モダニズムの理性と明晰さに、温かさや自然な手触りとを一体化させる、ということに尽きます」

2人がそれぞれに持ち寄るものが、ユニークなデザインを生み出しているのでしょう。2人はどちらもヨーロッパに住んだ経験があり、そこで上質の革と木材の素材使いに影響を受けました。

フェローズはニューヨーク育ちで、ハーバード大のMBAを取得後、Corning Housewares、バリー、フェラガモといった国際的企業での仕事で、ブランディングのスキルに磨きをかけました。

バッサムはシドニーで育ち、モダニズムに傾倒のあまり、多くのモダニズム建築家が活動しているコネチカット州ニューカナーンに転居しました。彼がここに自分のデザインスタジオを立ち上げたのは1997年のことです。

この数年間で、バッサムフェローズの優れたバランスによるデザイン美学は、『New York Times』紙が「カスタムメイドでもこれ以上心地よくは作れないだろう」と評した Tractor スツールなど、時代を代表する卓越した作品となって結実しています。

タキシードラウンジグループのデザインについては、バッサムはこう説明しています。「かさばる不要な部分をすべて削ぎ落とし、エレガントな形で構造を表現しました。視覚的な軽さと浮遊感を作り出すために、床から『浮いている』ようにしたかったのです。彼らの タキシードグループはハーマンミラーコレクションの一部となっており、コレクションの哲学である「modernism with soul(魂をもつモダニズム)」にふさわしい作品となっています。

2010年以降、バッサムフェローズはハーマンミラーの スペシャリティー&コンシューマービジネス部門のクリエイティブ・ディレクターを務めています。また、彼らの作品はこれまで『Architectural Digest』誌から『GQ』誌まで、さまざまな媒体に取り上げられています。

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