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ウォード・ベネット

「私たちにとって、デザインとは詩的な分野です」と、ゲアノ・ボーマンは言います。イーオスとは、ボーマンにハラルド・グルンド、マーチン・ベアグマンを加えた3人組です。オーストリアのウィーンに拠点を置き、家具、オブジェ、そして空間という形で数々の詩を生み出しており、その顧客ブランドはAからZ、文字通りArmani(コスメティックストア)からZumbotel(LED照明)にまで及びます。

作品は多岐にわたりますが、イーオスのデザイナーたちは、常に同じ観点から各プロジェクトにアプローチします。「私たちはデザインのプロセスを"詩的分析"と呼んでいます」とボーマンは説明します。「ある言葉、強い直感的なイメージ、または儀式を見つけたら、すぐにデザインのプロセスがスタートします。アイデアは生き物で、我々はそれにただ従うだけです。その結果生まれたものに、イーオスも製造パートナーも驚かされます」

ハーマンミラーの子会社、ガイガー・インターナショナル社(Geiger International)のためにイーオスがデザインしたクロスハッチ チェアにおいても、驚きが重要な要素となっています。このチェアでは、シートと背もたれに必要なサポートを提供するためにパラシュートコードが使われています。ボーマンは次のように説明します。「木製の骨組みに、パラシュートコードで作られたかごを浮かせるようデザインしました。コードも完全に構造の一部です。その張力でチェア内部の張力が生まれており、コードがなければチェアは安定を失い崩れてしまうでしょう」

パラシュートコードといった一般的な素材の使用は、ガイガー社に影響を与え続けたデザイナー、ウォード・ベネットが行ったことです。「ベネットによる、既存のタイポロジーの中でどこまで行かれるのかという探究、そして作品への工業用資材の使用は、私たちにとって非常に魅力的です」とボーマンは言います。クロスハッチ チェアに座ることで、また新たな驚きが生まれます。軽やかで透明感のあるチェアが、実際にはイーオスが「巣のような感覚」と表現している、心地よく包み込まれているような感覚をもたらすのです。

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